電力自由化に伴って、電力会社も電気プランの見直しをできるようになりました。
そして、多くの世帯では安く電気を利用できるようになってきました。
その一方で、切り替えたのに高くなってしまった人も少なからずいます。
考えられる理由としては、従量電灯と低圧電力の違いを理解しないまま電気料金を乗り換えると逆に電気代が高くなってしまう可能性があります。
今回は、従量電灯と低圧電力の違いについてわかりやすく解説していきたいと思います。
参考にしてみてください。
はじめに、低圧電力は2つに分けられます。
電圧の高さによって、「低圧電力」と「従量電灯」に分けられます。
そして、一般家庭や事務所、飲食店、病院などで使う電気は、低圧区分の中の低圧電力か従量電灯のどちらかに契約できます。
低圧電力とは
低圧電力とは、一般的な住居や飲食店でも利用されている50kW未満の契約で供給される電力です。
電柱の設置されている柱上変圧器というものを通して送電されます。
この柱上変圧器が100V~200V程度の電圧に変換してくれるので、送電されてきた電気をそのまま使える電気です。
基本料金の元となる契約電力を決定する方法が2種類あります。
家庭と同じように電子ブレーカーの容量を元に決定する主開閉器契約で、もうひとつは使用する電化製品の容量の合計で決定される負荷設備契約です。
従量電灯とは
最もスタンダードな電気料金プランの従量電灯とは、毎月の電気料金が「電気の使用量」によって料金が決定される電気料金プランです。
従量電灯の料金は、主に基本料金と電力量料金で構成されています。
多くの料金プランの「電力量料金」は三段階料金制度が適用されていて、電気の使用量によって電力量料金単価が変わるようになっています。
この三段階料金制度とは、電気の使用が多ければ単価も高くなって、電気代が上がるという仕組みです。
まとめ
従量電灯と低圧電力を一緒に契約すると当然基本料金は高くなりますが、電力量料金単価が安いので、逆にたくさんの電気を使う場合はお得に利用することができます。
低圧電力と従量電灯の違いを知ることで、自分のライフスタイルにあったものを選ぶことができます。
そして、効率がよくなれば節約につながります。
電気の使用量が多いのであれば低圧電力を少なければ従量電灯です。参考にしてみてください。
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